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性病とは

性病には淋疾、軟性下かん(疳)、梅毒および、そけいリンパ肉芽種症の4つがあります。これらの病気はいずれもその病気にかかっている患者との性行為によって伝染します。

梅毒をのぞく他の性病は自覚がはなはだしい割りに病変は病原体の進入した局所付近にかぎられ、しかも経過も急性であるため、適切な治療をほどこせば容易に治癒しますが、梅毒は自覚症状が軽く、特に女性の場合ほとんど自覚症状がないために放置しがちで、次第に病変が全身をおかし、数年にわたる治療にもかかわらず神経系統までおかされて、生まれてくる子供にまで影響を及ぼす場合が少なくありません。

性行為感染症とは

性行為感染症とは、性行為によって感染する病気の総称で、一般に性感染症、または医学的には英語の頭文字を取ってSTD(Sexually Transmitted Disease)と呼ばれます。

多くのSTDはセックスによる感染が大部分ですが、ほかには血液による感染・母子感染があります。性器と性器の接触だけでなく、口腔と性器の接触(口腔性交)や性器と肛門の接触(肛門性交)でもうつりますし、まれに体液のみの接触でもうつります。

STDの多くは早期に発見すれば、治療によって完治することができます。でも、治療せず放っておくと不妊症や失明など重い症状を引き起こす可能性があります。

一回のセックスでSTDに感染する確率は、淋病では50%、梅毒では15~30%になるなど、感染力が強いものもありますし、STDに感染していると、エイズ感染確率も数倍アップするといわれています。

わずかな知識で防げます

性病・性感染症は伝染源がはっきりしているので、ほとんどの場合個人の意思で予防可能です。そして、個人の意思決定に関わるのが性病・性感染症に関する知識を高めることです。

特に、性行動の低年齢化・多様化にともない、若い世代のSTDが増えています。性器クラミジア感染症、淋菌感染症、尖形コンジローマなどでは、10代後半から20代の患者が全体の60~80%を占めています。


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